休日は暖かい日が続きましたが、また寒い日に帰ってきたようです。
それでは働くことがもたらす心情を分類したときのひとつめから説明します。
(参考文献:働くことの意味がわかる本 飯田史彦著)
3.「働くこては、災難である」という人
すでに裕福であるために、あるいは家族が十分に稼いでくれるために、自分自身は、まったく働く必要がない人。
それにもかかわらず、周囲から何らかの圧力がかかり、仕方なく働いている人がいます。
このような人のとって、自分の意思に反して働くことは、まさに「災難」としか感じられません。
4.「働くこては、苦痛である」という人
誰にも頼ることができず、自分自身で懸命に働いてお金を稼がなければ生活できない状況に置かれているうえ、働くことによる精神的な慶びはまったく得られず、単に、「食べていく」だけのために働いている人がいます。
このような人にとって、「生存のために働く」だけの労働は、まさに「苦痛」にほかなりません。肉体的につらいだけでなく、心にまで痛みを感じてしまうからです。
次回は 5.「働くこては、試練である」という人 について記述します。