このブログは私が「嬉しい、楽しい、幸せを」実践するために、参考になる本より気にいったフレーズや文章を取上げて書いています。
今回参考にしている本は「斉藤 一人」さんの「幸福力」です
【大不況はなぜ起きた(もうひとつの見方)】
この不況というのは、アメリカが原因だとか、いろんな報道があるけど。
実は、「東西冷戦」という、ロシアとアメリカが二極化して、
地球が二つに分断していたような時期がありました。
西側と東側という、自由陣営と共産陣営に分かれていた。
ところがソ連が崩壊したときに、地球はほぼ一つになった。
そして、戦争がない時代がきたんです。
戦争がない時代が来るとどうなるかというと、自由競争のいい時代がくるけど、
まず、武器を作っていたところとか、飛行機を作っていたところが、
そういうものがあんまり要らなくなるから、平和なものを作り出す。
それから、すごく若くて、一番元気なときに兵隊になっていくけど、
その兵隊が要らなくなってくる。
そうすると、そういう兵隊さんが外へ出るから、人件費がさがる。
それから、ものを生産しだしますから、ものの値段が下がりだすんです。
そして、戦争のときは、これもできない、あれもできない、それから、
武器を作らないといけない。
それから、一機100億円もするジェット機をボーンと打ち落としたり、
そういうことをしていたから、「ものが値上がりする時代」なんです。
それが、値下がりしてきて、そんなに今度はものを作ったからといって、
誰もが買えるわけではないから、ものが余りだしてしまう。
と、今度は「買わない時代」が来るというのが一つの流れです。
次回へ続く
ありがとうございました。